「クロール済み - インデックス未登録」とは、Googleがページをクロールしたものの、インデックスに登録しないと判断した状態です。
「クロール済み - インデックス未登録」はエラーではありませんが、Googleに認識してほしいページがこの状態になっている場合は、対処が必要です。
対応が必要なケースと放置してよいケースがあるため、どんなページで「クロール済み - インデックス未登録」が発生しているかを確認のうえ、対処しましょう。
この記事を読めば、あなたのサイトで「クロール済み - インデックス未登録」への対応が必要かどうかを判断でき、必要な場合は原因に応じた具体的な解決手順がわかります。
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「クロール済み - インデックス未登録」は、Googleがページの中身をクロール(巡回・取得)したうえで、インデックスに登録する価値がないと判断した状態を指します。
このステータスが表示されているページは、検索結果に表示されません。Googleがページの内容を確認したにもかかわらず、検索データベースへの登録を見送っているため、「検出 - インデックス未登録」よりも深刻なケースが多いです。
Google公式ヘルプでは、以下のように定義されています。
「ページは Google によりクロールされましたが、インデックスには登録されていません。今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。この URL のクロールのリクエストを再送信する必要はありません。」
ポイントは「今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります」という部分です。Googleはページの内容を確認したうえで、現時点ではインデックスに値しないと判断しています。
インデックスカバレッジの全ステータスについては「インデックスカバレッジの全ステータス解説」で詳しく解説しています。
Googleがインデックスしない理由
Googleがクロール後にインデックスしない理由は、大きく4つに分類できます。
原因を正しく特定することが、適切な対処への第一歩です。
- コンテンツ品質の問題:情報が薄い、独自性がない、検索意図に合っていないなど
- 類似・重複コンテンツ:サイト内外に似た内容のページが存在し、代表ページ以外が除外される
- 技術的な除外:feed、ページネーション、パラメータ付きURLなど、本来インデックス不要なページ
- サイト全体の評価が低い:ドメイン全体の信頼性や権威性が不足している
原因によって対処法がまったく異なるため、まずはどの分類に該当するかを見極めることが重要です。具体的な対処法は「原因別の対応方法」のセクションで詳しく解説します。
「検出 - インデックス未登録」との違い
「クロール済み - インデックス未登録」と「検出 - インデックス未登録」は、名前は似ていますが状態も対処法も大きく異なります。
対処法の方向性を間違えると逆効果になる可能性があるため、違いを正確に理解しておくことが重要です。
| 項目 | 検出 - インデックス未登録 | クロール済み - インデックス未登録 |
|---|---|---|
| URLの発見 | 発見済み | 発見済み |
| クロール状況 | まだクロールされていない | クロール済み(内容を確認済み) |
| インデックス状態 | 未登録(クロール待ち) | 未登録(Googleが不要と判断) |
| Googleの判断 | クロール優先度が低い・リソース不足 | インデックスに値しないと判断 |
| 主な原因 | サーバー負荷回避、クロール優先度 | コンテンツ品質、重複、技術的除外 |
| 対応の方向性 | クロールを促進する | コンテンツ品質を改善する |
「検出」はクロールを促す施策が中心、「クロール済み」はコンテンツ品質の改善が中心です。
詳しくは「「検出 - インデックス未登録」を解消する5つの対策」を参照してください。
確認方法
「クロール済み - インデックス未登録」の該当URLは、Search Consoleで簡単に確認できます。
以下の手順で、どのページがこのステータスになっているかを確認しましょう。
URL検査ツールでは、Googleがそのページをいつクロールしたか(最終クロール日)、クロール時の状態などの詳細を確認できます。
- 「最終クロール日」に日付がある → クロール済み(検出のみの状態と区別できる)
- 該当URLの中に重要なページが含まれていないか確認する
- feedやページネーションなど、本来インデックス不要なページが含まれていないか確認する
- 急増していないか、期間を変えて推移を確認する
- 「インデックス登録をリクエスト」ボタンから個別にクロールをリクエスト可能
対応が必要なケース・放置してよいケース
「クロール済み - インデックス未登録」が表示されたとき、すべてのケースで対処が必要なわけではありません。状況によって判断が異なります。
放置してよいケース
以下に該当する場合は、対処は不要です。
- RSSフィード(/feed/、/rss/ など)
- ページネーション(/page/2/、/page/3/ など)
- パラメータ付きURL(?sort=price&order=asc など)
- AMPページ(正規ページがインデックスされていれば問題なし)
- 意図的にnoindexを設定していないが、検索結果に表示する必要がないページ
- タグページ・アーカイブページなどの低優先度ページ
対処が必要なケース
以下に該当する場合は、積極的な対処をおすすめします。
- 検索からの流入を期待している記事ページ・コンテンツページ
- 商品ページやサービスページなど収益に関わるページ
- 以前はインデックスされていたのに除外されたページ
- 該当URLが急増している場合(サイト全体の品質問題の可能性)
- サイトの主要コンテンツにあたるページ
特に、以前インデックスされていたページが「クロール済み - インデックス未登録」に変わった場合は、Googleの評価が下がったサインである可能性があるため、早急に原因を調べましょう。
原因別の対応方法
「クロール済み - インデックス未登録」の原因は大きく4つに分けられます。原因ごとに対処法が異なるため、まず自分のサイトがどの原因に該当するかを特定してから、対応を進めてください。
①コンテンツ品質の問題
最も多い原因が、コンテンツの品質がGoogleの基準を満たしていないケースです。
- 記事ページや主要コンテンツが「クロール済み - インデックス未登録」になっている
- 新規公開した記事がなかなかインデックスされない
- 以前インデックスされていたページが除外された
- 文字数が少なく情報が薄い(内容の浅いページ)
- 他サイトの情報をまとめただけで独自の視点がない
- 検索意図に対して十分な回答ができていない
- E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が不足している
- ユーザーにとって価値のある情報が含まれていない
- 検索意図の再分析:対象キーワードで上位表示されているページを分析し、ユーザーが求めている情報を網羅する
- 独自コンテンツの追加:自社の経験、データ、事例、専門家の見解など他サイトにはない情報を加える
- E-E-A-Tの強化:執筆者情報の明記、一次情報の引用、実体験に基づく記述の追加
- コンテンツの深掘り:表面的な説明で終わらず、具体的な手順や判断基準まで記載する
- 記事構成の見直し:見出し構成を検索意図に合わせて再構成する
②類似・重複コンテンツの問題
サイト内外に類似したコンテンツが存在する場合、Googleはその中から1つだけを代表ページとして選び、残りをインデックスから除外します。
- 似たテーマの記事が複数「クロール済み - インデックス未登録」になっている
- パラメータ違いのURLが大量に除外されている
- www有無やhttp/httpsの違いで重複が発生している
- 同じトピックで複数の記事を書いている(カニバリゼーション)
- URLパラメータで同じコンテンツに複数のURLが存在する
- www有無・http/https・末尾スラッシュの有無などによるURL重複
- CMSが自動生成するアーカイブページやタグページ
URL重複が発生するパターンは以下のとおりです。
| 重複パターン | URL例 |
|---|---|
| www有無 | example.com / www.example.com |
| プロトコル違い | http://example.com / https://example.com |
| 末尾スラッシュ | /page / /page/ |
| パラメータ付き | /page / /page?ref=top |
| index有無 | / / /index.html |
対処法:
重複コンテンツの対処には、主に3つの方法があります。
1. canonicalタグで正規URLを指定する
同じ内容のページが複数存在する場合、代表となるURLをcanonicalタグで指定します。
<!-- 代替ページのheadタグ内に記述 -->
<link rel="canonical" href="https://example.com/正規ページのURL/" />
2. 301リダイレクトで統合する
不要なURLから正規URLへ301リダイレクトを設定します。
# .htaccessの例
# www無しに統一
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.example\.com$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L]
3. noindexでインデックスを制御する
検索結果に表示する必要がないページにはnoindexを設定します。
<!-- headタグ内に記述 -->
<meta name="robots" content="noindex" />
| 方法 | 使い分け | 効果 |
|---|---|---|
| canonical | 同一・類似コンテンツのURL統合 | リンク評価を正規URLに集約 |
| 301リダイレクト | URLを完全に移行する場合 | リンク評価を引き継ぎつつ統合 |
| noindex | 検索結果に表示不要なページ | インデックスから除外 |
③技術的な問題(feed、ページネーション等)
feedやページネーションなど、技術的に生成されるURLが「クロール済み - インデックス未登録」になるケースは、多くの場合放置して問題ありません。
- RSSフィード(/feed/、/rss/、/atom/)
- ページネーション(/page/2/ 以降)
- 検索結果ページ(サイト内検索の結果)
- 印刷用ページ(/print/ など)
- パラメータ付きのフィルタリングページ
- RSSフィード:対処不要。フィードはインデックスされる必要がないため、このステータスで正常です。気になる場合はrobots.txtでクロールをブロックするか、noindexを設定します
- ページネーション:対処不要。2ページ目以降は通常インデックスされなくても問題ありません。重要なコンテンツが2ページ目以降にしかない場合は、1ページにまとめることを検討します
- サイト内検索結果ページ:robots.txtでブロックするか、noindexを設定します。検索結果ページは一般的にインデックスすべきではありません
- パラメータ付きURL:canonicalタグでパラメータなしのURLを正規URLとして指定します
④サイト全体の評価が低い場合
サイト全体のドメイン評価が低い場合、個別のコンテンツ品質が十分でもインデックスされにくくなります。
- 新規ドメインでまだ十分な実績がない
- 被リンクが少なく外部からの評価が不足している
- 低品質なページが多数存在し、サイト全体の評価を下げている
- 更新頻度が低く、サイトの活動が停滞している
- 低品質ページの整理:品質の低いページをnoindex化・削除・リライトし、サイト全体の品質を引き上げる
- コンテンツの定期的な更新:既存記事のリライトや新規記事の追加を継続的に行う
- 被リンクの獲得:良質なコンテンツを作成し、自然な被リンクを獲得する
- 内部リンクの最適化:重要なページへの内部リンクを充実させ、サイト内の評価を適切に分配する
内部リンクの最適化には、**inSite(インサイト)**の内部リンクマトリクス機能が便利です。ページ間のリンク状況を可視化し、内部リンクが不足しているページを簡単に特定できます。

内部リンクの効果的な設置方法については「内部リンクの効果とSEOに強い貼り方」で解説しています。
大量発生・急増した場合の対応法
「クロール済み - インデックス未登録」が大量に発生したり、急増した場合は、個別対処ではなくサイト全体を見渡した対応が必要です。
まず初めに確認すること
大量発生・急増した場合、まずは以下を確認してください。
- Googleのアルゴリズムアップデートがあったか(Search Central公式ブログを確認)
- サイトの大幅な変更(リニューアル、URL構造変更など)を行っていないか
- サーバーエラーや技術的な問題が発生していないか
- robots.txtやnoindex設定を誤って変更していないか
- Search Console上で手動対策の通知が来ていないか
優先順位の付け方
すべてのページを一度に対処するのは現実的ではありません。以下の基準で優先順位を付けて対応しましょう。
- 最優先:収益に直結するページ(商品・サービスページ、CVページ)
- 高:検索流入が期待できる主要コンテンツページ
- 中:カテゴリページ、タグページなどの一覧ページ
- 低(放置可):feed、ページネーション、パラメータ付きURLなど技術的に生成されるページ
一括で対応する方法
大量のページが「クロール済み - インデックス未登録」になっている場合は、個別ではなく一括での対処が効率的です。
- 低品質ページをまとめてnoindex化または削除し、サイト全体の品質を底上げする
- 重複URLをcanonicalタグや301リダイレクトで一括統合する
- XMLサイトマップから不要なURLを除外し、重要なURLだけに絞る
- robots.txtでクロール不要なディレクトリをまとめてブロックする
- サイト全体のコンテンツ品質を見直し、リライト計画を立てる
対応後の確認方法
改善を行った後は、以下の手順で効果を確認しましょう。
改善の反映には時間がかかります。以下の目安を参考にしてください。
| 施策 | 反映期間の目安 |
|---|---|
| インデックス登録リクエスト | 数日〜2週間 |
| コンテンツ品質の改善 | 2週間〜3ヶ月 |
| 重複コンテンツの統合 | 1週間〜1ヶ月 |
| サイト全体の品質向上 | 1ヶ月〜6ヶ月 |
- 新規ページ公開時は、公開前にコンテンツ品質をチェックする
- 定期的にSearch Consoleのインデックスカバレッジレポートを確認する
- サイトマップを常に最新の状態に保つ
- 重複URLが発生しないよう、URL設計ルールを統一する
- inSiteなどのツールを活用し、インデックス状況を継続的に監視する
その他のインデックスステータス一覧
その他のインデックスステータスの一覧を以下の表にまとめました。他のエラーや除外が発生している方は参考にしてください。
| 大分類 | カテゴリ | ステータス名 | 対処の必要性 |
|---|---|---|---|
| 登録済み | – | ページはインデックスに登録済みです | 不要 |
| 警告あり | robots.txtによりブロックされましたが、インデックスに登録しました | 確認推奨 | |
| コンテンツのない状態でページがインデックスに登録されています | 確認推奨 | ||
| 未登録 | エラー | サーバーエラー(5xx) | 高い |
| リダイレクトエラー | 高い | ||
| 未承認のリクエスト(401)が原因でブロックされました | 高い | ||
| アクセス禁止(403)が原因でブロックされました | 高い | ||
| 見つかりませんでした(404) | 状況による | ||
| 他の 4xx の問題が原因で、URL がブロックされました | 高い | ||
| ソフト404 | 高い | ||
| ブロック | robots.txt によりブロックされています。 | 意図的なら不要 | |
| URL に noindex が指定されています | 意図的なら不要 | ||
| クロール・Google判断 | 検出 - インデックス未登録 | 中程度 | |
| クロール済み - インデックス未登録 | 高い | ||
| 重複・正規化 | 代替ページ(適切なcanonicalタグあり) | 不要 | |
| 重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません | 確認推奨 | ||
| 重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました | 確認推奨 | ||
| ページにリダイレクトがあります | 不要 |
なお、全ステータスについて詳しく解説している「インデックスカバレッジとは?全ステータスの意味と対処法を解説」も参考にしてください。
また、インデックスに登録されないページ数を確認する方法は、「「インデックスに登録されていないページ数」の確認方法と対処法【放置OKなケースも解説】」を参考にしてください。
まとめ
「クロール済み - インデックス未登録」について、原因と対処法を解説しました。
- Googleがクロール後にインデックス不要と判断した状態を示すステータス
- コンテンツ品質・重複・技術的問題・サイト評価の4つが主な原因
- feedやページネーションなど放置OKなケースと対処必要なケースがある
- 「検出–インデックス未登録」とは状態も対処法も異なるため区別が重要
- 改善後の反映には数日〜数ヶ月かかるため定期的な確認が必要
「クロール済み - インデックス未登録」への対応は、以下のステップで進めてください。
サイト全体のインデックス状況を把握し、SEO改善に役立ててください。
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サイト内のページのクロール状態を毎日自動でチェック。どれだけのページがインデックスされていないか、原因は何なのかを常に監視できます。
1ページずつURL検査をしなければわからないインデックス状態を、inSiteで常に把握。効率よくSEOの打ち手を考えられます。
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